中学生のころ、右翼という言葉を初めて知りました。
当時、田舎の中学校に通っていたため、街宣車が走っている姿などを見たこともなく、UYOKUという音でしか理解していない状況。
その後、友人と都会に買い物に出かけた際に、街宣車を目にして「あれが右翼なんだな~」となんとなくイメージが付きました。
僕が中学生の時はまだ不良が流行っていて、たまに見かける先輩の特攻服がなんだか右翼っぽいなと。
そのせいで、”右翼=不良”
みたいな印象を勝手に思っていました。(笑)
昔の僕みたいに、右翼と左翼、どちらかに対して一方的に悪いイメージを持っている人もいるかもしれないなと思い、今回の記事を書いてみました。
右翼と左翼って結局なに?
現在の右翼と左翼がなんなのかを簡単に説明していきますね。
まずは、右翼
・愛国心があり、日本や日本人、日本的な価値観を守る。
・現実主義者
・移民反対
そして、左翼
・日本をグローバルにオープンに
・自由や平等
・理想主義者
・移民賛成
つまり、
右翼=国の枠の内側に軸を置いている。
左翼=国の枠を超えた部分に軸を置いている。
ウチかソトか。
池の水ぜんぶ抜く=右翼
急に話は変わりますが…
テレビ東京で最近話題の番組、
緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦って見たことありますか?
危険生物に悩まされる近隣住民のSOSに出動!
外来種が大量発生し困っている池の水を全部抜き、そこには何が潜んでいるのかを大調査!
池の中の本来の生態系を守るために、あえて池の水をすべて抜いて外来種を取り除き、在来種のみの生態系(もとの生態系)に戻すという内容です。
そもそもなぜ、外来種が問題とされるのか?
環境省 自然環境局のホームページでは以下のように説明しています。(ざっくりまとめてます)
①在来種が外来種との生存競争に負けて、減少or絶滅してしまう。
②外来種によっては、人間に危害を及ぼすこともある(カミツキガメ、ヒアリなど)
③人間の食糧を荒らすことも考えられる。
さすがはテレ東!
他局ではなかなかない独自な視点で番組を作っていきます。
やっかいな外来種も駆除できて、視聴者の好奇心も満たせて、おまけに池の生態系も守れる。
一石三鳥です。(笑)
じゃあ、反対の見方はないのか?
実は、この番組には下記のような批判も出ています。
外来種の駆除が必要なことに異議はないし、出演者もみんな「悪いのは捨てる人間」ってちゃんと分かっているんだけど、ナレーションが「宿敵」だの「凶悪」だの煽りまくって痛い。
蒲郡の #竹島水族館 の愛あふれるポスターの姿勢を見習ってほしい。#テレビ東京 #池の水ぜんぶ抜く pic.twitter.com/bg6cFFDPdb
— お散歩パンダ (@bluerabbit4007) 2018年1月2日
先程RTした記事を読んだのですが、 「池の水ぜんぶ抜く」なる番組はきちんと事後処理等もしているのだろうか? いたずらに水を抜き、「こんなの出てきた!すっげー!外来種多い!悪!」と騒ぐだけでは、意味が無いのでは無いでしょうか? 1度よく考えた方が良いと思います。
人間の業といえば、昨日初めて「池の水をぜんぶ抜く」という番組を見たんだけど、「外来種」というレッテルを貼れば「殲滅」も「駆除」もお茶の間でお楽しみできる「正義」に変貌すること、またその正義を誰も疑わないこと、心から胸糞の悪い番組だった。
このように、番組に賛同する人もいますが、まったく反対の考えを持つ人もいます。
この番組とそれへの批判を見て、以下の事が思い浮かびました。
池=国
在来種=国民
外来種=移民
と置き換えてみます。
生態系を守るために外来種は取り除くべき→右翼
外来種もそこで暮らしているのにかわいそう→左翼
これって、どちらが正しいというか、
どっちも一理ありますよね。
トランプさんは池の水をぜんぶ抜くタイプですよね。
まずは、自国民を大切にすべきという考え方。
一方、ドイツのメルケルさんは逆。
池の水にたくさんの外来種がきても、追い出すなんてありえない!というタイプ。
移民の暮らしを守る義務があるという考え。
多くのメディアではトランプ=絶対悪、メルケル=正義のように報道します。
でも、池の水で考えると、
右翼、左翼どちらが正しいではなく、考え方が違うだけなんだということに気が付きます。
そして多数のメディアが池の水を抜くのに反対派だということも。
右翼と左翼どちらが良い、悪いではなく、単純に重視するポイントが違うだけですね。
あなたは、どちらでしょう?
池の水をぜんぶ抜く派?抜かない派?
>ダライラマはどちら派なのか?
面白いこと考えますね
ありがとうございます!
まさか見てくれる人がいるとは…(笑)