幸せになりたいなら天国を疑え!天国こそが一番の地獄。

(※宗教の話ではありません。)

もし死後の世界があるなら、せっかくなら天国に行きたいですよね?

 

でも、考えたことはありますか?

『そもそも、天国って本当にいいところなんだろうか』って。

 

ちなみに、天国にはどのようなイメージを持っていますか?

人それぞれ多少違うと思いますが、

 

世間一般の天国のイメージを書くと、

・つらいことやトラブルは一切ない
・ストレスとは無関係な生活
・大好きな家族、友人、ペットと一緒に過ごせる
・みんなが笑顔で幸せ
・問題もなにも起きない
・一日中好きなことに打ち込める
・食べたいものをいくらでも食べれる
・ずーっと春のように快適な気候

他にもあげられるかもしれませんが、こんなところにしておきます。

で、天国ってもっとも素晴らしいところの象徴として語られますよね。

どんな宗教でも天国=幸せって説くのが当たり前だと思います。

 

 

天国への疑い

 

死後の世界に天国があるかどうかというのは一旦置いておきます。

死んだことがない(前世の記憶がないだけ?)ので僕にはわかりませんし。

 

ここでの疑いというのは、語り継がれている天国って必ずしも幸せじゃないんじゃないか?ってこと。

 

人間が想像できることのほとんどは、実現することができるって言いますよね。

上記に記した天国のイメージも、だいたい現世で実現できます。

永遠という前提を除けばですが。

 

たとえば、

一日中、家で大好きなゲームを大好きな友人としながら、大好きな食べ物を好きなだけ食べる。

これは、プチ天国ですよね。

ストレスは一切ないし、その日はとっても幸せだと思います。

でも、想像してみてください。

そのような幸せな生活を1週間、1か月、1年と送ったら、本当に幸せを感じられるでしょうか?

恐らく全く幸せに感じなくなると思います。

 

お金を使ってすべての欲求を満たしても同じです。

モルディブの高級ホテルで大好きな人々と一流シェフの料理を食べる生活。

絶景を見たり、レジャーをやってみたり、芸術品を購入してみたり、あらゆる欲求を満たす生活。

この生活が続くと価値を感じなくなります。

 

天国というのはいわゆる幸せ状態だけが永遠に続きます。

そうすると、どれだけ楽しいことをしても、幸せを感じなくなる。

 

何をしても幸せを感じない…

それって地獄じゃないですか?

つまり、天国っていうのは、ある意味地獄なんだと思います。

 

 

じゃあ、どうすれば幸せを感じるのか。

 

それは…

日々汗水を垂らして一生懸命働く
何かしらのストレスを抱える
粗食で過ごす
色々なトラブルを経験する
不幸なことにも遭遇する

 

常に、このような”逆”を経験することが必要です。

レベル次第では、上記の出来事を不幸だったり、地獄などど呼ぶかもしれません。

でも、これらが日常にあるからこそ、いわゆる幸せな暮らしを幸せだと感じられるんです。

 

 

最高に幸せなのは?

 

それは楽と苦が両方存在する場所。

天国と地獄の間、つまりココですね!

天国←ココ→地獄

天国や地獄のように常に1極にいる状態は幸せを感じられません。

 

よく、空腹は最高のスパイスっていいますよね。

お腹いっぱいの状態だとどんなに美味しいものも、食べたいとすら思えません。

それと同じ。

ストレスや、辛い出来事があるから幸せを感じるんです。

 

大きな幸せを感じたいなら

 

めっちゃ幸せになりたい!

そう考えているなら、答えは簡単。

大きな不幸やトラブルを経験すること。

人がマネ出来ないような努力をすること。

 

小腹がすいた状態でご飯を食べるよりも、

極限までお腹が減っている状態(健康な範囲で)でご飯を食べた方がおいしく感じますよね?

 

それと同じ。

 

だから、もし今不幸だなと感じていたら、それは超ラッキー。

最大級の幸せを感じられるチャンスです。

しかも、ただ幸せを感じるのではなくて、一気に成長できます。(この辺の話はまた今度)

 

 

不幸の限度を超えないようにするには?

 

問題は不幸度が11/10など、自分のキャパシティーを超える状態になった時。

これは、空腹を通り越して栄養失調の状態です。

こうならない為にすべきことがあります。

 

厳密にいえば、沢山すべきことはあるんですが、あえて最も重要なことを1つあげるなら睡眠です。

 

なぜ不幸度が自分のキャパシティーを超えるのか。

それは、色々なことが見えていないから。

・そもそも何が問題なのか?
・問題の本質
・問題を見る角度(問題だと思い込んでいるだけ?)
・問題を乗り越える方法、手段
・問題からの逃げ道

なにも見えていない状態だからキャパを超えてしまうんです。

一番つらいのは、ゴールが見えないことですよね。

 

 

じゃあ、なぜ見えないのか。

 

その最もおおきな原因は睡眠です。

多くの人は睡眠が全く足りていません。

そうすると、仕事をするために頭を働かせたり、勉強したり、コミュニケーションを取ったりはできるかもしれませんが、

肝心な今の自分の状態を客観的に見えてきません。

とくにHSPの人はその余裕がない状態になります。

 

不幸だな、辛いな、どうしようもないな、というときはとにかく寝てください。

冗談のように聞こえるかもしれませんが…(笑)

この睡眠に関する話は長くなるので後程書き足していきます。

 

とにかく幸せになりたいなら

 

とにかく幸せになりたいなら、

天国や地獄とか、幸せとか不幸とか、健康とか不健康とか

これらに対する見方を変えることです。

 

天国だったり、幸せだったり、健康だったり、1面しか見ずに追及してると不安が残ります。

 

天国にいたらきっと不安に思うはずです。

『もし、地獄に落ちてしまったらどうしよう』って。

でも、皮肉なことに地獄にいたら思いませんよね。

『天国に行っちゃったらどうしよう』なんて(笑)

 

同じく、

大金もちになって、仕事も順調、体も病気一つしないをベストだと思い、常にその状態でい続けることを追及したら、

転落することの恐怖を抱え続けながら生きなくてはなりません。

 

じゃあ、どういう風にかんがえるのか。

天国と地獄
幸せと不幸
健康と不健康

どちらにも価値があるという考え方です。

+があって、-がある。
-があって、+がある。

表裏一体です。

この+と-を交互にみたいに行き来できるのが人生ですね。

 

このように見たら、+にも-にも同等の価値があることが分かります。

そしたら不幸になっても、不健康になっても、日常につらいことがあっても、=悪いことというレッテルを張らなくなります。

-から+への幅が広いほど幸福感を味わえるってことを知っているからです。

お腹を空かせてから、ご飯を食べた方が何倍も美味しく感じることを知っているから、空腹=最高のスパイスというレッテルになるんですよね。

もうこれまで考えていた不幸はなくなりますよね。

この考えが本当に幸せになる考え方です。

 

おまけに、

不幸=自分の幸福について考えるチャンス
不健康=自分の健康習慣を見直すチャンス
辛いこと=成長できるチャンス

このように見ることもできるようになります。

たとえすべてを失っても、何かを失う心配をしなくてよくなった!怖いものがなくなった!一から頑張ろう!という見方すらできるようになってきます。

 

 

まとめ

 

幸せになるためには、どうすればいいのか?という話をとっても非常識に説明してきました。

結論としては、不幸を不幸としない視点を身に着けることが大切ということ。

考え方の癖ですね。

 

身近な辛い経験を、色々な角度から見てみてください。

きっと、皆から見て-なのに、アナタからは+に見えるタイミングがやってきます。

その工程を繰り返していけば、どのような状況でも幸せだと思えるはずです。

そして、今がまさに幸せの真っただ中だって発見できます。

 

 

 

 

 

 

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